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そこにあるリアル

2009.06.02

gekidan

ひと月に1回は見に行くほど
演劇が好きです
そんな生活をかれこれ5年ぐらい続けているような気がします

きっかけは、先輩に誘われたお笑いコントライブでした
バナナマン×おぎやはぎ×ラーメンズ
今思えば
かなり豪華なメンツ
全員がひとつひとつのシチュエーションの中で大暴れし
最終的なオチがこれまた痛快だったのを覚えています

この時に「ライブに勝るものはないな」と実感し
足しげく小屋に向かうようになりました

演劇の魅力は「そこにあるリアル」だと考えてます
過去・現在を表す時間や
それが起こりうる空間や空想の世界さえも移動しながら
目の前の同じひとつの場所で演じられているリアル

貧相な舞台装置しか組み上げられずとも
その発想や話が面白ければ
演じ手から受ける
受け手の想像力も追いつき
一緒になってひとつのストーリーを紡ぎだします

最近はこの「リアル」を
上手くWEBでも展開できないかなと考えています
WEBはこれまでのブラックボックスが開かれた「リアルの詰まった箱」でもあります
kakaku.comにはこれまでの中間業者マージンを抜いた金額が表示され
村西とおるブログには僕たちの知らなかった裏の世界のホントが描かれています

「リアル」を「その現場にある熱量」と捉えると
「嘘の少ない情報」をWEBを通して
うまく伝えられるのではと

「演劇」や注目を集めている「農業」など
「そこにあるリアル」を映像やWEBを通して発信していきたいなと
そんなことも最近考えています

(画像)
劇団イキウメ「関数ドミノ」 
久しぶりに嫉妬するぐらいイイ脚本でした
そのうち「映画」や「ドラマ」になるのでは?
http://www.ikiume.jp

劇団ブルドッキングヘッドロック
最近のお気に入りです
まだまだ舞台美術などは拙いですが
脚本がよく練りこまれていて
演者さんの個性も濃ゆくて好きです
最新作「ケモノミチ」
http://www.bull-japan.com

劇団ナイロン100℃
今まで数々見てきましたが
一番好きな劇団です
WEBがパッとしないので w
ボランティアでも作りたいぐらい
http://www.sillywalk.com/nylon/

ナンセンスコメディと
正統派の話のバランスが調和よく合わさった
「わが闇」は傑作だと思います